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2010.01.01
Vol.24 〈寅年 〉
 

 謹んで新年のお慶びを申し上げます。
皆様方に於かれましては、ご家族お揃いで新春をお迎えになり、新しい年が幸せな年で
あります様に心からお祈り申し上げます。
又、今後とも皆様のお役に立てます様、社員一同【力】を合わせて頑張って参ります。
本年もご指導の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

ご承知の様に今年は寅年。
十二支の三番目に当たります。

以前に私共が主催しております勉強会、大津人間塾で石川洋先生に教えて頂きました・・・
寅と云う字はウ冠、人、臼から出来ています。ウ冠は人の住むところ、つまり【家】です。
人は人(ひと)を象り臼は両手を合わせて固くむすぶ・・・
又、お互いが拝み合っている。と教わりました。
人が家の中にあって、その身を固く結ぶ、つまり「身をつつしむ」と云うのがこの字の 本来の意味であったそうです。
家の中にあって手を固く結ぶと云うのは何やら皆さんがそれぞれの家庭で朝夕のお参りで 手を合わせて拝んでいるかの如くです。
つまり寅年の寅とは「身をつつしむ」「戒める」「油断しない」などの意味があるそうです。
 現代の世相を考え合わせると、まさに今年一年は自らを戒め、身をつつしむの意味を
持った寅年の様です。

「つつしむ」はどの様な意味を持っているのでしょうか・・・
〈まことにする〉〈おそれる〉〈いましめる〉〈したがう〉〈ひく〉等の意味に解されて います。
これに対し「戒める」とは二つに分けられ、一つは矛つまり武器の意味、もう一つは おさめる、我が身にふり向けると云う意味ですから人を攻撃するための矛を他人では なく自分に向け自ら深く内省(反省)する事、これが「戒める」の本来の意味だそうです。
「慎む」の場合、立心偏に貞ですから・・・
〈自分の本来の心に従う〉〈己の内なる真の心に従う〉
となるのでしょうか・・・

 さて私事で恐縮ですが・・・自分も二回り目の寅年でして(笑)もとい!四回り目。
そうです年男です。そうです男前です(?)

 

で・・・自分なりに寅年をまとめますと・・・

 1.家庭・会社・社会、みんなと生きる!

 2.お互いが拝み合っている状態をつくる。三方ヨシ!で協力し合う!!

 3.内部結束をしっかりする!【絆】を大切にする!!

 

平成22年 元旦!!年頭に当たりまして・・・
今年は、この三点を肝に銘じて行動して参ります・

 

 

さあ!共に今年も喜んで働きましょう・・・


     

 
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