2010.05.01
Vol.28 〈JAL応援団〉
[盛和塾]にご縁を頂いて13年目、オブザーバーを経て正式塾生にして頂いて5年目ですが・・・稲盛塾長の激変の年に接する機会を得て、又、深い学びを頂いております。
3/10(金)東京ベイホテル東急での塾長例会。稲盛塾長がJALの会長に就かれて初めての塾長例会です。日頃から稲盛塾長より「心を高め経営を伸ばす」と、ご指導を頂いている事の御礼に何かお役に立つことできないものか・・・?
本部理事の提案で・・・5,500余名の塾生が一人100名程のヒューマンネットワークを築き(5,500人×100人=)・・・55万人の有志の会を発足させる。
その55万人のマンパワーでJALを強力に応援して行く!と決議されました。
先日も[盛和塾]滋賀の例会で
JAL応援団キックオフのDVDを鑑賞する機会がありました・・・
日本航空職員有志の方々が[盛和塾]塾生企業あげての支援の輪に感謝の気持ちを述べられると共に会社再建にかける現場サイドの決意を述べられました・・・。
トップに立つ稲盛塾長の思いを受けて[盛和塾]5,500余名の塾生からの支援をただ感謝するだけでなく、自分達で何か出来ないか?と日本航空グループの社員達が立ち上がり様々な活動へのお手伝いをする『鶴の恩返し』を始めると云うのです。
色々なイベントに積極的に参加し「掃除でもお茶出しでも皿洗いでも何でもします!」との申し出でした。
「ピンチはチャンス!」「逆境こそ最大の好機である。」
偉大な先人達は表現こそは違え、こうした言葉を残していますが、大きな問題を積み残したまま飛び続けているJALの再生が新しい共働を生み出すとしたらワクワクして来ます。
又、客室乗務員(CA)にインタビューのシーンでは・・・
フルタイムで働く事はできないと、無給でJAL会長職を引き受けた稲盛塾長ですが、現在ほとんどの時間をJAL会長として過ごされています。以前は東阪の移動は新幹線を利用されていたそうですが・・・現在は羽田〜伊丹間でJAL便を利用されていて、考えてもいませんでしたが、その際にはファーストクラスでもクラスJでもなく、最後尾のエコノミー席を利用されていると云うのです。
その時の担当CAの女性は、何と声をお掛けすればよいのやら・・・言葉が出ず、ただただ稲盛会長に頭を下げ続けていたそうです(涙ぐみながら)・・・JALグループのトップとして喜寿を超えた年齢での激務をこなしながらの東阪の移動に8,000円の追加料金で乗れるファーストクラス利用を誰がとがめると云うのでしょうか・・・。それでもトップの決意を(ご自身の)行動で示されている稲盛塾長に心から敬意を表します。
また新聞記事にもありましたし・・・塾生でMBSラジオのパーソナリティーでもあります子守康範氏のメルマガでも紹介されていましたが・・・
アメリカン航空との連携を取るかデルタ航空とのアライアンスに移行するかをめぐって紛糾した会議の様子が書かれていました。
これまでお世話になった人を裏切る様な行為をしてはならないと云う、いつも私達が教えて頂いている稲盛塾長の価値判断が示されたものの、戦略的には逆の決断をすべきだとの意見も強く打ち出された時の事。
稲盛会長はこう云われたそうです・・・。
「私はアメリカンがいいと思いますが、あなた方がデルタがいいと云うのであればそうしてもかまいません・・・。いずれにしても、全責任は私が取ります!!」
某局のプロジェクトXなら、中島みゆきの主題歌と共にしびれる感動場面として描かれる事でしょう・・・。
真のリーダーとして、あるべき姿を示されている稲盛塾長に感涙を禁じ得ません。
日本航空 執行役員 藤田旅客営業本部長の挨拶文です
※クリックすると大きな画像をご覧いただけます。
このご紹介カード(ボーナスマイル等のご案内)&国内線ラウンジクーポン(国内線ご利用時にラウンジがご利用頂けます)も『鶴の恩返し』の一環です。弊社にもございますのでメール・FAX等頂ければ送らせてもらいます。・・・皆さんの廻りにも盛和塾生がいらっしゃいましたら貰ってご利用下さい・・・。皆様の血税、巨額な税金を投入しての再建途上であるJAL。
色々なご意見、ご事情、ご批判もあるかも知れませんが・・・我々は純粋にナショナルフラッグで有るJALを再建し飛ばし続けたい!それだけです。
皆様のご協力(強力)を何卒よろしくお願い申し上げます。
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