2011.11.01
Vol.45 〈3つの習慣〉

ちょうど１年前、表題の本を我が師匠に頂きました・・・。

遺伝子研究の世界的権威の村上和雄先生と、主婦から世界一のエステシャンに登り詰めた今野華都子先生との対談形式共著（致知出版社）

私はこの本を読んで･･･「目からウロコ」状態。
本当に何も難しい事は書いていなくて、簡単・単純な事ばかりが書き綴られていました。
それが、又、妙にグイグイと引きつけられるのでした。

村上先生はご存知の通り、遺伝子研究の第一人者で世界的権威。
又、世間では日本人として最もノーベル賞に近い学者だと・・・

今野先生は、２３歳で酪農家に嫁がれ・・・４５歳の時に独学で勉強（しかも通信教育）技術を身につけられ、当時、六畳一間のマンションの一室で開業。
『人を育てる事は自分の子供の様に諦めずに付き合う事』
を理念にされてこられました。
２００４年に世界１１０ヶ国が参加して行われた。
「第１回LPGインターナショナルコンテストで最優秀グランプリを受賞。
２００７年には経営不振だったホテルのトップに就任しその再建を僅か３年で成功させたと云う輝かしい実績をお持ちの方です・・・。

女性４５歳からの挑戦！主婦からエステシャン世界一へ
本から入り是非、実際にお話しを聞いてみたいと考える様になりました。
（村上先生は過去に３度ばかりお話しを聞く機会がございましたが・・・）
が、今野先生とはなかなかご縁が無いと思っていたところに、私の勉強会仲間のN氏からお誘いがあり・・・「今度、うちの店で今野先生のお呼びして講演会をする事になりまして・・・」と！
勿論、即行小躍りして参加させていただく事に。。。

モノ・ヒト・カネ・才能も無い＝（ｲｺｰﾙ）何をやっても良い！っと楽観的に・・・

先生が４５歳の時、二人の子供さんが高校と大学のダブル受験の時期で何かと物入り、何か仕事と考えていたところ、東京へ遊びに行っていた友人が、かけてきた睫毛パーマを見て（カワイイ〜ｯと）感動し、私もこれをやってみよう、と思い立ったのがエステの世界に入るきっかけとなったそうです。
プロのエステシャンの仕事は、お客様のお肌の悩みを解消する事ですが
その為にシワやシミが出来る原因をひとつひとつ研究しその解決法を考案していかれたそうです。
先生は［洗顔洗心塾］と云う勉強会を全国各地で開催しているそうです。
そこで多くの女性達と接し、お肌のトラブルへの対処方法を教えていると
お肌がみるみる綺麗になって行く方と、いくらやってもきれいにならない方がいらっしゃる事に気づかれ・・・
その違いは何だろうと考える時、綺麗になると云うのは総じて明るく前向きで
人の助言に良く耳を傾け、積極的にコミュケーションが取れると云う共通項を持っていた。綺麗にならない方は逆で、どこか他人事で、疑い深く、質問をしても返事が返ってこない様な人達でした。
そのうちに、これは単に肌の問題ではなく・・・その人の生き方にも通用する考え方ではないかと思うようになったそうです。
いつもいつも、笑顔で、何事にも肯定的でしっかりコミュニケーションが取れる人は必ず自分自身の人生を好転させる。
一方、笑顔が少なく、否定的で意志のはっきりしない人はなかなか運が良くなりません・・・
このことから、運命を開くには
『笑顔』
『肯定的なハイ！』
『相手の話にうなずく』
と云う三つを身につければ良い！！と、確信されたそうです。

と・・・『ハイジの法則』？

って教えて頂きました・・・

（ハイジは）ごくごく普通！
常に肯定的、そして相手（他人）の可能性を引き出す
待つこと、許すこと、認めること
自分と自分の周りが幸せになる様に努力している・・・

そう簡単になれるものではない世界一になる秘訣は・・・

『日々目の前の事をキチンと丁寧にこなす事。ただそれだけ・・・』

目の前の事をキチンとやると云う事は、全然難しい事では無く、誰にでも出来るはずです。
もしも何か不満や辛い事があったとしてもその前にまず、自分の目の前の事をキチンと丁寧にやる事・・・

もういちど云います。

ただそれだけ・・・！！