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2013.03.01
Vol.61 〈幸せの種は歴史の中にある〉

私は常々、[盛和塾]で【「もうダメだ」と云う時が仕事の始まり】と稲盛塾長から薫陶を受けています。お陰様で、多少は踏ん張りの利く人間になったかなぁ~~
仕事において、「もう万策尽きた。ダメだ」だとあきらめたくなるような局面に追い込まれても、それを終点とは考えず、むしろ第二のスタート地点と考える。そして、そこからさらに強い意志を持って、熱い情熱をかき立て、どんな事があっても、とことんやり抜いて行くその様な強靱な粘り強さが必要だ・・・。と・・・

あの秀吉が・・・龍馬が・・・諭吉が・・・
「もうダメだ」を乗り越えた20人
人生に悩んだら「日本史」に聞こう。。。
博多の歴女…白駒妃登美氏の話しを聴く機会がありました。

白駒さんは、がんを患い、自らの人生を問い直した体験をきっかけに執筆。
2008年に子宮頸ガンが判明、手術。
2010年に肺に転移。
一時は医師から「この状態で助かった人を今までに見たことがないんです」
と、云われ、目の前が真っ暗に・・・。
「私は負けない。
絶対ガンに打ち勝ってみせる。」
そんな想いとは裏腹に、癌細胞は増えていく。
そして、笑えなくなってしまった。
友人の一言から、幸せを見出し・・・
結果、癌が消えていった・・・


『おかげさま』
と云う氣持ちをリレーしてきた日本人のお話に感動・・・

埼玉県生まれ、福岡県在住。
伝記や歴史の本を読み、その中の登場人物と対話する事が幼少の頃から何よりの楽しみだった。
そして、「福沢諭吉が大好きだから」と云う理由で慶応義塾女子高校へ入学慶応義塾大学経済学部卒業。
嵐のファンで・・・櫻井 翔君のはるか先輩にあたるのが自慢とか・・・
我らが[盛和塾]で55万人体制で応援している・・・JALのCAとして7年半勤務し退社後、二児の母となる。
母親となり、命を紡ぐことの喜びを感じて、現在は結婚コンサルタントマゼンダとして福岡にて活躍中。
歴史の話しを交えての結婚カウンセリング、結婚セミナーは大好評。
2009年、ひすい こたろう氏と出逢い、独自の視点を持つ歴女ぶりに注目されてから東京・大阪・福岡等で、歴史が苦手でも、歴史が大好きになってしまう歴史講座を行う。
講座では「こんな歴史の先生に出逢いたかった」と、涙する参加者が続出だとか。。。
2011年6月 ひすい こたろう氏との共著“人生に悩んだら「日本史」に聞こう”
~幸せの種は歴史の中にある~を祥伝社から出版。
私もこの本を倫友から既に聞かされて・・・購入、事前に読んで・・・

ボロボロ落涙しました。
本から入ったため・・・余計にスゥッ~~~~と、腹に落ちました・・・。

是非、皆さんも必見の一冊ですよぉ~~♪♪♪



また、先日の新聞記事から・・・

白駒さんの「江戸しぐさ」の話題が。。。(忘記録として・・・)

。。。確かに、摩擦の多い世の中です。正直、誠実、勤勉、そして人を思いやること。
日本人が培ってきた美徳のはずです。
天下人の豊臣秀吉や徳川家康でさえ味わえなかった良い暮らしている私達が不安、不満だらけなのはなぜでしょうね。
今こそ江戸しぐさに学びべきだと私も思います。
当時、人口百万人を誇った江戸の町ですが、大半は武家屋敷と寺社。
わずかな土地に、五十万の庶民がひしめき合って暮らしました。
商いの町として治安も良く、栄え続けるにはどう生きるか。
豪商らを中心に人と人、人と自然の付き合いについてセンスを磨き合った江戸しぐさです。

例えば、 「こぶし腰浮かせ」。渡し船に人が乗ってくると
客は自然な所作でこぶし一つ詰める。
私が一番好きなのは「うかつ謝り」です。
従来で足を踏んだ人はもちろん、踏まれた方も「うかつでした」と頭を下げる。
トラブルの原因って、大抵は相手を傷つけても謝らないか、謝られたのに許されないかです。
うかつ謝りが現代に復活すれば、多くを未然に防げますね。
江戸っ子の価値観は「粋かやぼか」でした。
相手の心に負担をかけず皆のために行動するのが粋。
自分のことしか考えないのはやぼです。
人と自然の関係も謙虚で『草主人従』と。
要は、地球に生かされているんだと云う自覚が強かった。
江戸しぐさは単なるマナーではない笑顔で生きるための哲学でした。

それも明治維新と、何より敗戦で大ダメージを受けました。
戦勝国側がすべて正しいんだと、生き方まで欧米化してしまった。
その点、「国民幸福量」を提唱したのブータンの前国王は
「我々は近代化はするが欧米化はしない」と語り
幸福指数を上げる手本に、何と「江戸時代の日本」を挙げたそうです。
私達も戦後70年近く置き去りにした江戸っ子の精神を思い出せばきっと幸せ度も経済も上向くでしょう。
私は、もう変化の兆しを感じます。東日本大震災を機に、日本人の多くは心の豊かさや絆の大切さを再確認しました。
トモダチ作戦に参加した米将校は、配給に整然と順番待ちし他人を思いやる被災者の姿に「地獄の中で天国を見た」と、通訳をした私の友人に語りました。
個人の心持ち一つでこの世は天国にも地獄にもなる。
震災後の私達には、先人が紡いだ「天国モデル」を取り戻し次世代に引き継ぐ責任がある様に思います。
今はやぼな人が多いですが、日本人はもともと大好きな誰かのために頑張る方が何倍も力を出せる民族です。
手遅れと、悲観するのは早い。江戸しぐさを教える学校も増えました。

一人また一人と眠った遺伝子がオンになり

一定の臨界点に達したら

一挙に社会が変わるかもしれません・・・。
 


この2冊はイイですよぉ~~最幸。。。





感謝合掌。




 
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