2014.01.01
Vol.71 〈創業者魂〉
あけましておめでとうございます。
ワクワク!ドキドキ!
あなたもよくなれ!わたしもよくなれ!!みんなよくなれ!!!の精神で建設業を
通して、微力ながら世のため人のため…お役に立てる様、日々精進して参りたいと
考えております。
笑顔と感動に出逢えるから草むしり・・・
昨年の7月に草むしり事業部を立ち上げ、お庭の再生!お庭のストレス解消!!
おくさま感激!!!を合い言葉に草むしりをしています。
皆様方に於かれましては、ご家族お揃いで新春をお迎えになり、新しい年が幸せな年で
あります様に心からお祈り申し上げます。
又、今後とも皆様のお役に立てます様、社員一同【力】を合わせて頑張って参ります。
本年もご指導の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。
「馬鹿な大将、敵より怖い」
私の師匠である、中央総研 山川先生から『男一匹、負けたらあかん』~後継者に語り継ぎたい創業者魂~日本経営合理化協会出版を頂戴しました・・・。以前、師匠と一緒に関西素行会で直々に薫陶を受けておりました「靴下の神様」靴下で世界を席巻する㈱タビオの越智直正会長著。以前にも、師匠の勉強会(先哲に学ぶ人間学講座)で、「馬鹿な大将、敵より怖い」という“会長手作り”の小冊子を頂戴していました。が、今回はその超豪華版…
越智会長の57年間の、命を賭けた体験と、胆に落とし込んだ帝王学が、373ページの“創業者魂(伝達)”として、まとめられたものです。
長く謦咳に接し、ハガキや手紙は沢山頂戴しましたが、このように、越智会長の全人生を、集約されたものを戴いたのは初めてです。
拝読し、魂が震えるような渾身の名文に、思わず流涕しました。
15歳で、愛媛県から、大阪の靴下屋に丁稚奉公に来て、心の支えに「孫子」を一字一句、辞書を引きながら覚えたと聞きます。「孫子」を「まごこ」と読んだレベルの自分が、三年間、一心に読み続けることで全編、諳んじたそうです。
早朝から深夜まで、ほとんど休日もなく働き続け、「靴下が命」と、思えるほど脇目も振らずに没頭してこられました。
同業の大半は、価格競争の渦中に嵌り、中国に生産拠点を移し、日本国内にこだわる、越智会長は、苦悶を続けます。安売り合戦に翻弄され、何度も、自分の選択は間違いではなかったかと。それでも、日本製「メード・イン・ジャパン」に拘り、「タビオ」を上場企業にまで育てあげます。
“創業者魂(伝達)”の、その一部を紹介します。
「人格を決定するもの、夢・理想・志の内容と、仁義礼智信・器量・度量」
「主人公、騙されるな。自分を一番騙すのは自分だ。天候・体調・気分にさえ騙される」
「知識を単純化できる人、これを天才という。博学多才の将校から、卓越した将帥は出ない」
「力強い相談役を作るには、先ず自分が切り札を持て。一方通行では続かない」
「枝葉の学問ではなく、人類の歴史に裏打ちされた法則こそが自信の裏づけだ」
「何事にも謙虚たれ。傲慢・知ったかぶりは、滅亡の道と知れ」
「友、喜べば、我は舞い。友、悲しめば、我は泣く」
「人間、積極的な時は真剣になり、消極的な時は深刻になる」
こう云う師匠を持つことは、生涯の財産です。私は、本当に邂幸せ者です。
平成26年の新年を迎え、是非「人生の師匠」に邂逅し、素晴らしい人生と、喜びにあふれた仕事(志事)をして参ります。
感謝合掌。
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