2014.03.01
Vol.73 〈生き方〉

昨年７月１日に【草むしり.com滋賀】を立ち上げて…早いもので８ヶ月が過ぎました。
草の生長と共に（笑）…若干ではありますが、本業（土木事業）指数も上向いて参りました。
有り難い事です…もったいない事です…ただ世間の景気・動向に一喜一憂している場合でないのは、社長である自分自身が一番良く分かっているつもりでした。
ここで、仕事をする意味…人が働く理由…を、今一度おさらいしてみたいと思います。
私が常々お世話になっている、北村先生、㈱タオの井内社長より沢山のエキスを頂きました…
｢ハッｔ!!｣と又、氣づかされましたので、ご紹介します。

『人は何の為に働くのか』

人が働く理由は、三つあります。

一つは｢お金を稼いで生活する｣為

多くの人は、仕事をして収入を得て、そのお金で生活します。
仕事は生活の基盤です。
自分でお金を稼いで、そのお金で生活する事を自活と云います。
この自活をすることは、とても大切な事です。
特別の理由がないのに自活できない場合、その人は自尊心を持つ事が出来ません。
又、他の人からも一人前として見てもらえません。

二つ目は｢アテにされる人間になる｣為多くの人は、生活する中で色々な役割を果たします。
家では、お父さんだったり、お母さんだったり、会社では課長さんだったり部長さんだったり…
地域では、消防団員だったり、町内会の役員だったりします。
そのどの役員においても大切な事は…
｢あの人にやってもらえば大丈夫｣
｢あの人がいてくれて良かった｣と云う
｢アテにされる人になる｣事です。
生活の色々な場面で｢アテにされる人になる｣事は出来ますが中でも、一番実感出来るのが、仕事です。
それは、仕事は、その人の「得意」が発揮出来るからです。
又、熱心に打ち込むと｢上達｣する事が出来るからです。
人からアテにされる事を社会性と云います。
人が幸せに生きる為に社会性はとても大切です。

三つめは｢人間として成長する｣為人間として成長する為には、人間としてしっかりした考えを持つ事と
その考えを実行する力が必要です。
しっかりとした考え方とは、状況を受け入れて自分と他人の為にいつもベストの行動を取ろうと決める事です。
｢人間として成長する｣のは仕事ではなくても可能です。
｢人間として何が大切か｣
｢これは何の為にたるのか｣
｢だったらどうしたらいいのか｣。。。
これをいつも考えながら熱心に打ち込みさえすれば野球でも、空手でも、掃除でも
｢人間として成長する｣事が出来ます。
でも、仕事は最も成長し易いのです。
それは、仕事にはお客様と云う方がいて｢人間として成長する｣と褒め、そうでないと叱ってくれるからです。
言葉で褒めたり叱ったりしてくれる事もあれば、買ってくれたり買わなくなったりで褒めたり叱ったりする事もあります。
この事を素直に受け取る事で、人間的に成長する事が出来ます。

これら三つの目的は、自分を幸せにして人を幸せにします。
だから、言葉を変えて云うと｢仕事は何の為にするのか｣の答えは｢自分を幸せにし、人を幸せにし、社会を幸せにする為｣と云う事が出来ます。
この事を知って仕事をすると仕事は大変楽しく・・・
この事を知らずに仕事をすると仕事はとても辛くなります。

仕事は【幸せの素】です。

以前に・・・
【仕事】とは…「人に仕える」。。。とも、教えて頂きました。
【働く】とは…「ハタをラクにする事」。。。とも教えて頂きました。

今一度、肝に銘じて参りたいと思う今日この頃です・・・。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　感謝合掌。