2014.10.01
Vol.79 〈初孫に思うこと〉
ありがたいことに…初孫を授かり、思うことは…
直接な教育は【親】がするとして…爺婆としては、その子の行く末を案じ
『躾』を、きちんと身に付けてほしいな…と、思うことです。
森信三先生の
「躾の三原則」
を自戒の意味を含めて、おさらいします。
- 朝、必ず親に挨拶をする子にすること。
- 親に呼ばれたら必ず「ハイ」と ハッキリ返事のできる子にすること。
- ハキモノを脱いだら、必ずそろえ席を立ったら必ずイスを入れる子にすること。
では、このしつけのコツはというと
まず、母親自身が、ご主人に対して
朝の挨拶をハッキリするようにし
また、ご主人から呼ばれたら
必ず「ハイ」とはっきりした返事をするように
努力することです。
この「ハイ」という一語によって
その人は「我」を捨てるわけです。
つまりそれまでの意地や張りの
一切を投げ捨てるわけです。
同時に、それによって当の本人はもとより
一家の人びとの雰囲気までが変わりだす。
昔ね、登校拒否の中学生をもって
困り抜いたお母さんから相談を受けたんですがね、
その解決法はただ一つあるだけで
それは明日からあなたがご主人によく透る声で
「ハイ」と返事をされることですといった。
その人はその通りしたんでしょう
その子どもはその後11日目には
もう登校しだしたとのことでした。
「ハイ」という言葉が本当にいえたら
非行少年でも徐々に変わってくる。
ところが、本当に「ハイ」がいえる婦人は
100人のうち、2~3人じゃないかな。
表現を変えればね、これだけの俸給を得るために
主人がどれほど下げたくない頭を下げ
いいたくないお世辞をいっているか――
ということのわかる奥さんにして
初めて聡明な母親となるわけです。』
(以上、森信三先生「躾の三原則」より)
とは、教育者・哲学者でもある森信三先生だからこそ云えるのかも…
私の発言に置き換えてしまいますと
世の奥様方やこれから結婚しようとなさっている
女性陣の総スカンをかいそうな氣がしますネ…
女性陣の名誉のために、あえて申し上げますと…
ろくに会話もしない主人
聞いてるのか?聞いてないのか?ようわからんような主人…
「ハイ」といえない主人・亭主の多いのも事実です…
要はお互いさまでもって、子育てに邁進して行って貰いたいものです。
父母・爺婆ともに。。。
子供と共に成長させていただきます….
感謝合掌。
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